外国為替証拠金取引デイトレードのすすめ
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外国為替証拠金取引デイトレーダー入門
FX 取り引きでデイトレード(短期売買)によって利益を得るには、レバレッジ倍率を高めてわずかな為替相場の変動を見つけて売買を行います。ただ、自分が為替レートをチェックできない時間のリスクヘッジのためデイトレード(短期売買)でもレバレッジ倍率を低めにして買いポジション(ロング)または売りポジション(ショート)でやり過ごす手もありますが、レバレッジ倍率を低くするとデイトレードではあまり稼げません。為替相場は株価、投資信託と比較すると日々の動きはあまり大きくはありません。ただ瞬間的に大きく動くことも年に数回はありますので、レバレッジ倍率を高めたFXポジションのある間は(取引中)、常時PCの前で金融マーケットの値動きをチェックしておく必要があるのです。為替相場の動きは株価ほど大きく動かないと言いましたが、その分レバレッジ倍率を高めてFX先物取引を行うと、わずかに思惑と反対の方向に為替相場が動いただけで損失がかさむことになります。さらに大きく為替レートが動いた場合評価損が一気にかさみマージンコール(追証)やロスカットシステムが働き大きな損失が確定することもあります。ですから、レバレッジ倍率を高くしたデイトレードを行う場合は、常に為替マーケットをチェックし続ける必要があります。もし、不動産担保ローンが自分の理解できない動きをしたときはすぐに取引を中止することも必要です。マージンコールとは、日本語に訳すと「追証」という意味です。株の信用取引と同じく取り引きしているポジションに評価損失が発生し、預託している証拠金では担保能力が足らないので、証拠金を追加するか脱毛を解消してくださいという意味です。例えばドルをロングポジションで持っていたとき、ドル安が進み評価損が証拠金の50%以上に達したとき、預託している証拠金額では維持証拠金額を下回ってしまいます。取引評価額が維持証拠金額を下回ったとき取引業者よりマージンコールの連絡が入ります。一般的にマージンコールは一日に一度特定の時刻で評価され、翌日の同時刻までに追加の証拠金(担保金)を預託するかポジションを解消するかを決断しなければなりません。もし、マージンコールがかかっているのに何もしないと翌日のその時刻に取引業者によりポジションが解消され、損失が確定してしまいます。取引評価額が維持証拠金を下回っても、マージンコール(追証)を要求しない取引業者もありますが、ロスカット基準まで下回るとやはりポジションを解消されてしまい、損失が確定してしまいます。先進国通貨の中では、カナダ・ドルとオーストラリア・ドルが、共に対ドルで約3年ぶりの高値を更新しました。またいわゆるエマージング通貨の中では、ブラジル・レアルや南ア・ランドの上昇が目立ちました。この背景には「キャリー・トレード」があるという見方があります。キャリー・トレードとは、金利の安い通貨を借り、その資金で金利の高い通貨を買って運用することを言います。例えばゼロ金利の円を借り、それを売ってカナダ・ドルを買い、3ヵ月運用する場合、運用レートは3%台です。3ヵ月後の為替レートが現在と同水準であれば、カナダ・ドルの元利金を売って円に戻すことにより、約3%の金利がそのまま収益になります。 当然、為替レートが重要なポイントになります。現在カナダ・ドルは83円程度ですから、3%下落すなわち80円台半ばになれば、金利収益は消えてしまいます。キャリー・トレードの前提はこういう懸念がない、または小さいこと、つまり「低金利の通貨がこの先弱くなる」という見通しを持っていることです。キャリー・トレードの借り入れ通貨としては、従来スイス・フランや円があげられてきました。しかし最近は金利が1%台の米ドルもその対象(「キャリー通貨」と呼びます)とされるようになりました。キャリー・トレードについて聞いたことのある方は、たいてい「ヘッジ・ファンドのキャリー・トレードによる円売り」といった文脈だったのではないでしょうか。例えば98年にドル/円が147円台から急落した時の背景は、ヘッジ・ファンドによるキャリー・トレードの解消だったと言われています。しかし、かつてヘッジ・ファンドの在日代表だった渋澤健氏は、著書で「ヘッジ・ファンドは円キャリートレードなんてやらない」と明言しています。また元モルガン銀行東京支店長で、ジョージ・ソロスのアドバイザーも務めた藤巻健史氏も、かつて「そもそもヘッジ・ファンドはキャリー・トレードなど、やっていないと思う」と述べています。興味深い符合です。藤巻氏はさらに、「そもそも誰が為替のマーケットを動かすほど大量の円を貸すのか」「単に、為替先物でドルを買っているに過ぎないと私は思う」と述べています。キャリー・トレードが為替の見通しを前提にする以上、わざわざ貸借と組み合わせる必要はないと、私も思います。第16回でとり上げた、シカゴIMMの通貨先物は、実際にヘッジファンドが活発に利用しています。むしろ、ヘッジ・ファンドに限らず、キャリー・トレードを行う動機は、市場が動きにくくなった時にこそ発生するのかもしれません。為替で儲かるほど動きそうにない、逆に言えば損失リスクも大きくない時に、せめて金利差だけでも取りたいという考えです。しかし、藤巻氏の言が正しければ、こうしたキャリー・トレードの規模は大きくなく、「キャリー・トレード」という市場コメントの裏で、為替予約と通貨先物だけが大きく動いているのかもしれません。
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